サクッとわかるビジネス教養行動経済学　東京大学　教授　阿部誠著

東京大学　阿部誠教授のサクッとわかるビジネス教養行動経済学という本との出会いは阿部誠教授が出演したラジオ番組がきっかけだった。

本の宣伝で出演したわけではないけど番組の中で阿部誠教授が話されていた行動経済学のいくつかの事例について共感する部分が多かったからだ。なので放送終了後、自然と著書を検索してポチッっていた。

行動経済学とは、人々がどのように経済的な意思決定を行うかを研究する学問分野のこと。心理学と経済学の知見を組み合わせて、現実の行動を分析するというもの。

数日後届いた行動経済学の本をパラパラと見てみると漫画の部分が多いなという印象を受ける。
なるほど、ここが、「サクッとわかる　ビジネス教養」ということなのか。

漫画の部分だけ読んだだけで、昨日まで行動経済学という言葉すら聞いたことがなかった私でも本当にサクッと理解することができた。より深く勉強するには読み飛ばした文章の部分も後日読むようにすると良い。これでたったの1,200円は安い2,000円ぐらいの価値はあるだろう。

阿部誠教授のサクッとわかるビジネス教養行動経済学の本がガチでためになった理由は主4つ

１：日常生活の中で、何気に目にしてるものや聞くものが購買行動に強く影響している。
人の行動心理がとても面白く読んで納得。

２：行動経済学理解して買い物すると、余計なものを買わなくて済みそう（笑）

3 ：通販やネットショップの仕組みがわかった。

4 : ギャンブル依存症を防ぐためにサンクコスト効果の章が役立ちそう。
これはすべてのギャンブルや継続購入をすすめる手法にも行動経済学が活用されていることが、この本を読むと理解でき、ついついお金をつぎ込んでしまう人におすすめ。

東京大学　阿部誠教授のサクッとわかるビジネス教養行動経済学。
興味がある人は読んでみてはいかがだろうか。